博物館外観
駐車場のあるところから坂を登ると、博物館本館とランドマークとしてお馴染みの立坑櫓が見えてきます。
この立坑櫓は、博物館が開設された1980(昭和55)年当時、最新鋭炭鉱として夕張の期待を一身に背負っていた北炭夕張新鉱の立坑を模したものです。
本館と立坑との取り合わせの外観にはあまり変化がありませんが、立坑も数年前に改修されています。
博物館正面
エントランス部分にスロープが作られ、ロビースペースを外側に拡げたことで、より明るいイメージとなりました。
博物館入口
博物館内に入ると、左手にあったサリバン型エアコンプレッサーや2階展示への階段は、そのままの位置に。それ以外は、ガラッと一新されました。大きな特色は、1階スペースは、誰でも無料で入ることができる開放スペースになったことです。
広くて明るいロビー、様々なイベントや展示に使用できるホール、障がいを持った方にもやさしい多目的トイレなど、博物館を有料観覧されない方も、1階は無料でご利用頂けます。
また、かつて奥まった場所にあったエレベーターが、入口前面に移設されました。
ロビー
炭鉱に関した書籍を配した書棚があり、ゆっくりくつろいで頂けるほか、時期に合わせた催し物も開催いたします。
ロビー南側
日当たりの良い南側窓には石炭ストーブを設置しました。実際に石炭を焚くことができる仕様になっていますので、春・秋には石炭の煙の匂いを感じて頂けることでしょう。
トイレ
トイレは、男女別の他に、オストメイト対応の多目的トイレができました。トイレだけのご利用も歓迎しますので、お気軽にご利用下さい。
受付カウンター
背景には、東京の日本炭鉱労働組合(炭労)本部のあった炭労会館ビル玄関にあった「炭労レリーフ」がドンと控えています。 大人数でのご来館の際の受付や、ミュージアムショップのお支払い、館内外のご案内など、お気軽にご利用下さい。
BAN HALL
かつて地質の展示スペースがあった1階展示場は、大露頭の発見者・坂市太郎(ばんいちたろう)の名前を冠したホールに生まれ変わりました。 ここでは、特別展やコンサートなど、様々な催しを展開しており、入館料を支払うことなく入場頂けます。