かつては、石炭の未来…石炭の樹…といった、炭鉱稼働時代の展示が三十数年にわたって残っていましたが、今回の改修では夕張の財政破綻という今日からスタート。ここでは、夕張の概要についてもコンパクトにまとめてあります。
かつては、イミテーションのメタセコイアの擬木がニョッキりと生えていましたが、階の間を暗幕で塞ぎ、大型スクリーンで導入映像を映し出すようになりました。 普段は展示業者が作った映像が流れていますが、ガイド解説の時にはスタッフが持参したiPadで自作プレゼンを流して、ご案内する方々の興味や理解度に合わせた解説を行っています。
中央にテキスト(文字)主体の解説。キーワードは、大きく色が変わっていて、このキーワードだけ拾い読みしても、最低限度の流れを理解できるようになっています。
両側の壁面は白い壁になっており、任意の場所に映像投影が可能です。
かつての友子人形が置いてあった、展示室の折れ曲がり部分。これまで見てきたコーナーと、これから進むコーナーの両方を見たら、このような感じとなります。
坑内機械などは、この後行く、地下の坑道展示に、これでもか!とたくさん展示してありますので、ここは導入部としてこの程度の濃度でアッサりと。 かつてのギッチリ詰まった展示が懐かしい、あの展示品はどうなっているのだ…といった声には、今後、1階BAN-HALLでの特別展で未公開史料も含めて対応する予定です。